水草のお話。

 

昨日は水草が沢山売れました。

と言っても、ローキーズ京都レベルですが。。。

御二方のお客様合計8点。

全て流木に巻き付け、仕上げた一般種の水草 ボルビだったり、プレモスウォーターフェザーや今流行のブセなど。

8点で20000円弱。 自分でも思います。。。 このお店は水草も安い。笑

でも言い訳もあります。。。 ” ちょっと暇を見て作ったもの”だから。

”手のひらサイズ”の流木に、ちょっと水草を巻き付けて、綺麗に繁茂させて、仕上げて3000円でお買い求め頂けたら・・・

それで充分です。

 

近頃あまり景気の良い話も聞きません。

知っているショップ、お付き合いのないお店も結構閉店しているらしい・・・。

自分はショップの立場なので、ショップ側の”言い訳”はあえてここでは書きません。

自分を甘やかせるだけだから。。。

自分の故郷のお店も1店、やめてしまったとか・・・。

お客様のせいにするのは簡単だけれど・・・企業努力の足りない店もあるのも事実です。

上の画像の様な南米ウィローモスをショップであまり見た事がありません。

以前に聞かれた事があります。

『どうしたらこんなに綺麗に、三角形の葉っぱが展開してくれるんですか?』 、と。

僕は水草のプロではありませんし、一般の水草の、普通の事しか知りません。

だけど、正直自分が作る南米ウィ―ローモスの流木は・・・綺麗だと思います。

話を戻すと、答えは簡単です。

『三角形の葉っぱしか使わないから。』・・・。”子供騙し”の様な個体だが、これが真実です。

種類が混ぜこぜだったり、綺麗に三角形に繁茂していないモスを使えば・・・混ぜこぜに生えてくるのも当然、綺麗に三角形

に展開できないのも当然です。

だからローキーズ京都には、三角形の葉を取る為だけに巻き巻きされた南米の流木があります。

正直、オークションやご来店のお客様にお売り出来る綺麗な画像の様な南米の流木を作るのに、製作期間も手間暇も

2倍以上掛ります。

でも綺麗な南米なら・・・必ず売れるし、オークションでも高値が付きます。

お店にとってそれが生命線であり、究極それしか生き残る道はないと思います。

素人が出来る事をもし、ショップが出来ないと根を上げたら・・・その存在価値はないと思うし、そのショップは少なく

ともそれが出来ない、能力がない事になります。

 

難しい事を書きました・・・。

綺麗な水草を作って、喜んでお客様が買ってくれる。。。

これからそんな簡単で単純な事を思い描いて・・・、水草巻きます!笑

京都 京都蝦蔵 レッドビーシュリンプ